Vivid Association

アクセスカウンタ

zoom RSS SAMURAI 7、感動の終幕

<<   作成日時 : 2005/08/12 17:46   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 7 / コメント 12

アニメ「SAMURAI 7」、最後の最後まで、リアルタイムで見てしまいました。
良かったですね〜! マジメに感動しました。

大抵、夜中はゴソゴソと雑用しているのに、月曜の深夜にたまたま時間が空き、「暇つぶしに何か見るものはないかな?」と、YahooのTV番組表を見たのがキッカケでしたが・・・。
あの日、いつも通りにゴソゴソしていたら、この番組のことにも全く気付くことなく過ごしていたと思うと、月曜の夜にポッカリと時間が空いたことに感謝すらしたい気分でもあります。

元々、そんなにアニメを見る方でもない私。
子供の頃は、よく見ていましたし、今でも全然見ない訳でもありませんが、これほどのめり込んで真剣に見たのは久々でした。

黒澤明監督の「7人の侍」を、過去何度か観ていたというのも影響したかもしれません。
最後に「7人の侍」を観たのは、随分前のことではありますが、このアニメを観ながら映画でのシーンを思い出すこともできたということが、なんとも嬉しく、かつ映画の方もまた観てみたいという欲求が出てくるまでに至りました。

今回見たアニメ版の方は、時代設定も違うし、登場人物や物語などもプラスされているので、映画版とは違うと言えば違うのですが、中心となる7人の侍の性格設定などが良くできており、特に、カンベエとキクチヨに関しては、映画の中で、志村喬さんが演じた勘兵衛と、三船敏郎さんが演じた菊千代さながらの味が出ていて(ビジュアル面では全然違いますが)、大いに満足できました。

戦を終えた後、農民達が元気良く稲を植える姿を見ながら、「今回も負け戦(いくさ)だったなぁ」と言うカンベエ。続けざまに「勝ったのは百姓達だ」と言い、それを受けて、村の長が「土はいつもある」と言う場面が、なんとも切ないやら、儚いやらで、ジ〜ンときてしまいますね。
(村長の言った台詞は、録画していないので正確ではないかもしれません。)

カンベエは負け戦しか知らないということが、物語の中で何度も言われています。
しかし、野伏せりとの戦いも、都(ウキョウ)との戦いにも勝利しているはずなのに、戦いを終えて「負け戦だった」と言ったカンベエの心境って、どんな思いだったのでしょう?
果たして、カンベエにとって、勝ち戦とは何なのか?

共に戦った7人の仲間の内、4人の侍が命を落としてしまったから負けなのか?
きっと、そういうことではないんですよね。

侍は人を斬る者。そして戦は、敵・味方を問わず、多くの人の命を奪ってしまう。
このことを憂いての「負け戦」という言い方になったのではないかと・・・。

百姓は、武士や商人に米やお金を納めさせられたりして、苦しい思いをすることがあるものの、貧しくても、土(土地)があれば、そこでまた米や農作物を作って行き、細々とでも生活をして行き、命を繋いで行くくことができる。

ということで、最後のカンベエと村の長との短い会話の中に、生と死の対比や、命の尊さのようなものを感じずにはいられないのでした。

そう思って、物語を振り返ってみると、カンベエは何度か「もはや侍の時代ではなくなっているのかもしれんな。」とか、「刀で人を斬る時代ではないのかもしれんな。」みたいなことを語る場面もあり、ゴロベエも「生き残ったから”勝ち”とも言えるのではないか?」みたいなことを言う場面もあったりして・・・
色んな場面で、伏線とかキーワードが散りばめられていたということに気付くと同時に、黒澤監督のシナリオの奥深さのようなものを、再認識させられてしまいます。

命を繋いで行く農民と、誰かの命を奪ったり、自分の命を顧みなかったりする侍を対比することで、侍の儚さや、戦(いくさ)の無常さなどを、観る側にズシンと思い知らせてくれるような作品なのかなぁ〜と思いつつ、振り返ってみました。(^^;

当然ながら、これは今の時代にも十分に当てはまることと言えると思う次第でありまする。

前回はDVDのみのご紹介でしたので、今日は「ファンブック」をご紹介させて頂きます。
 ↓
SAMURAI 7公式ファンブック―原作:黒沢明監督「七人の侍」より
発売日:2005/04
おすすめ平均:
amasso!


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
SAMURAI7
元々の放送時間 ...続きを見る
徒然ドラえもん
2005/08/12 21:27
観る!(…SAMURAI7各話タイトル風に。)
ふぅっ…たった今見終わりました。SAMURAI7最後まで。 久々にいいモノ見ました…いや「観ました」という感じです。 なんかね,言葉になんないや。 ...続きを見る
雨水の音−Umi no Koe− 「空」
2005/08/12 23:36
眠い!
お、終わってしまった…「SAMURAI7」。面白かったなあ。アニメきちんとみたの何年ぶりだろう。 いや、面白そうなのいっぱいやってるんですけど、毎週観るのがだんだん続かなくなっていくので、集中再放送っていいかも。 ...続きを見る
黒猫文楽堂
2005/08/13 01:24
SAMURAI7、面白かった・・・
放送が終わってしまって気が抜けてしまっています・・・。外は・・・雨降ってますよ・・・。晴れてれば流れ星が見えるはずだったのに・・・残念だなー。 月曜日から木曜日、だいたい深夜0時から3時までの時間帯でぶっ続けで放送していました。録画して後から見ればいいとは.. ...続きを見る
ブログ・・・始めてみました・・・
2005/08/13 02:56
SAMURAI7
ライドオンの前夜なにげに観た NHK BS2での放映 SAMURAI7。黒澤明 ...続きを見る
Web39 Blog
2005/08/13 05:30
SAMURAI7のハナシ
先日何日かに分けて BS11で SAMURAI7を放送してましたな。 ...続きを見る
真っ赤なメガネの言うことには
2005/08/30 00:37
SAMURAI7のハナシ
先日何日かに分けて BS11で SAMURAI7を放送してましたな。 ...続きを見る
真っ赤なメガネの言うことには
2005/08/30 00:38

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございます♪
いやぁ。私も意識が飛びそうでしたが、リアルで見ました♪
カツシロウがいつの間にかめっちゃ強くなってましたねぇ。野伏せりをサクサク斬ってましたねぇ。

メッセージ性の強いアニメで面白かったです(^-^)
というより、私も、急に気付き見ましたので、黒澤明監督の原作?7人の侍が見たいです。。。
ひぃ(ツレドラ)
2005/08/12 21:34
お久しぶりです!
えー!「SAMURAI 7」終わったんですか!
最近はジムに泳ぎに行っていてリアルタイムで
全然、観てませんでした。
DVDを借りて全話を観なくては!
軍曹
2005/08/12 21:38
TBありがとうございました。早速読ませていただきましたが,深い感想でスゴイですね!「カンベエにとって、勝ち戦とは何なのか?」これ,私も考えましたがどうも「これ」という答えが出せなかったのですが,遊猿さんの感想を読んでなるほど…と思いました。
雨水
2005/08/12 23:44
TBありがとうございます。
あ、ファンブックいいなあ…。
あの、1回終了後の「次回お楽しみに」のイラストがいろいろ楽しくてもう一回みたいのだけど、掲載されてるだろうか…。
またちょこちょこお邪魔しますね。ミラニスタだけど。
こずえ
2005/08/13 01:31
ひぃさん、軍曹さん、こんばんは!

>ひぃさん
カツシロウの豹変振りには、確かに驚きましたね。
若者(未熟者)が、独りになって「自分で何もかもやらねばならない」などと腹をくくった後の急激な成長振りと、精神的な危なっかしさが良く描けていましたね。
原作も、是非見てみて下さい。私も久々に見てみようと思います。

>軍曹さん
キャッキャッ!「SAMURAI7」終わっちゃいましたよ。軍曹さんは、侍ばりに自己鍛練をされていたのですね。
DVDを見始めると、おそらく次の展開が気になるなどで、最後まで一気に見たくなると思いますので、事前に時間を十分空けておくようにしましょう♪(笑)


遊猿
2005/08/13 02:27
雨水さん、こずえさん、こんばんは!

>雨水さん
このアニメが何をメッセージしていたのかは、人それぞれ感じ方も違うと思うので、私の考えなど微々たるものですが、とにかく色んな事を考えさせられるアニメでしたよね。
キララの意中の人が、若造ではなく、オジサンの方だったのも驚きました。(笑)
あれも、振り返ってみれば、中盤辺りに伏線があったことに気付き、「やられたぁ!」と思ってしまいました。

>こずえさん
あの挿入イラストというか、イメージイラスト、私も好きでした。格好良いものから、可愛いもの、コミカルなものなど色々あって良かったですね!

ミランは私も好きなチームです。このブログでも、過去の記事を探っていくと、お分かり頂けると思いますが、面倒ですよね。(笑)

遊猿
2005/08/13 02:38
初めまして!トラックバックありがとうございます!
SAMURAI7もう終わってしまいましたが、楽しかった!生き残った方達が少なくて残念でしたけど、いいアニメでしたよね!リアルタイムでぶっつづけで見てしまいました。映画「7人の侍」は見たことないんですが、今度観てみようと思います!

2005/08/13 16:48
遊猿さん、こんばんわ〜!

コメント&TB、ありがとーございました!

SAMURAI7、最近のアニメではかなりの良く出来の作品でしたよねー。何が正義なのかとか、いろいろ考えさせられました。農民の対比に商人が出てきたり、機械の侍の心を取ってしまったりとかが、「士農工商」ってこういう事なのかなーなんて思ってみたり。
ファンブックが出ているのですか!本屋に行ってみようと思います〜。

野茂、ガンバッテほしいですね。まだまだ現役でお願いしたいです。

2005/08/14 01:09
心さん、コメントありがとうございます。

楽しかったですね。こんなにアニメに夢中になったのは、私は久々でした。
「7人の侍」も、是非観てみてください。「SAMURAI7」をご覧になられた後だけに、共通点なども一杯出てきて、より楽しく感じられると思いますので♪
遊猿
2005/08/14 01:23
とさん、こんばんは!

色んなことを考えさせられたアニメでしたね。
侍はいないし、商人の形態なども変わってきている現代ですが、それでも今の時代に十分当てはまるようなメッセージがあるということが、原作の凄いところでもあると思いました。

野茂さんも応援されてましたかぁ?
勿論、まだまだ現役でいてくれると思いますし、メジャーでも十分通用すると思っていますので、頑張って応援して行きましょう!!
遊猿
2005/08/14 01:27
TB、ありがとうございました!
SAMURAI7でつながることができて嬉しいです!
昨日も唯一録画できた20〜26話を観て、うるっときていました。真夜中に・・・。
キュウゾウの動きをスローで観たりして、「こんなすごい剣士をなぜに?」とか「ユキノさん、涙ぬぐっているんだ」とか細かく観ていました。
作画など、結構メタメタに言われたりしていますが、わたしは4日間、とっても楽しかったです。大人になってこんなにアニメにはまったのは久しぶりです。おっさんたちの戦いだったからかな?
大人にも面白いアニメ、もっと観たいなあ。
SAMURAI7部屋、行きましたか?楽しいですよ!
またのぞかせていただきます!
るり
2005/08/19 13:23
るりさん、コメントありがとうございます。

キュウゾウの最期は、あんな形になるとは予想外でしたね。
ユキノが涙をぬぐうシーンは、私も気付きましたよ!シチロウジとの関係も、大人の関係といった感じで良かったですよね♪

「SAMURAI7部屋」とか「SAMURAI7同盟」などのサイトは、ちゃんとブックマークしていますが、まだチラリとしか覗いていませんでした。後で行ってきま〜す!
遊猿
2005/08/19 15:52

コメントする help

ニックネーム
本 文
SAMURAI 7、感動の終幕 Vivid Association/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる