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zoom RSS 消えゆく夏の風物詩

<<   作成日時 : 2005/08/13 19:02   >>

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夏の風物詩といえば、花火や盆踊り、海水浴にカキ氷にスイカ、セミやカブトムシやクワガタ他、色々なものが思い浮かびますが、ラジオ体操というのも私にとっては、大きな風物詩の1つとなっています。

ところが最近は、夏休み真っ盛りというのに、ラジオ体操をやっている光景を殆ど見かけなくなりました。
数年前から、そんな気がしていましたが、今年は諸般の事情で朝8時頃まで起きていることが多いため、早朝に子供達の賑やかな声や、ラジオ体操の音楽が全く聞こえないということに、嫌でも気付かされてしまいました。

小学生時代、夏休み直前に学校からラジオ体操カードをもらって、夏休みになると、それに紐を付けて首にぶら下げて、眠い目をこすりながら、毎朝町内の小さな公園に行き、ラジオ体操をして、終わったらカードに「出席した」という証の判を押してもらい・・・
約40日の夏休み期間中、殆ど毎日のように体操に参加し、1日も休まずに参加した場合に、学校から筆記用具セットなどのご褒美をもらえたりして・・・

早起きは嫌いで、毎日眠かったものの、公園に行けば友達と会えるし、体操を終えた頃には目も覚めていて、今度は真っ直ぐ家に帰りたくなくなり、親が心配して迎えにくるまで遊んでいたり・・・

そういった、私にとっては楽しい思い出がいっぱいのラジオ体操ですが、ちょっと調べてみたところ、最近は、7月の間だけしか行われないとか、8月に入ってから、最初の週とか、最後の週の1週間だけしか行われないとか・・・とにかく、ほんの少しの期間しか行われていないような所が多くなってきているようですね。
学校側も、あまり奨励しなくなっているようで、寂しい気もします。

中には、ラジオ体操の音楽が「うるさいからやめてくれ」みたいな意見もあるようで、しかも、そういう意見が増えてきているようでもあり・・・
また、「早朝から、ラジオ体操のために子供を家から出すのは危険」といった意見もあるようで、寂しい世の中になったなぁ〜と、残念に思います。

学校で無差別殺人が行われたり、爆発物が投げ込まれたりするような世の中ですから、仕方がないことかもしれませんが、それにしても寂しい!

私がラジオ体操に行っていた頃は、カードに判をもらえるのは小学生と幼稚園児だけだったと記憶していますが、実際に体操をするために集まってくるのは、小さい子供を連れたお父さんやお母さんとか、近所のお年寄りなども結構いて、町内の多くの人達が一緒になって体操していたと思います。

そして、体操が終わると、ご近所の親同士で井戸端会議が始まり、子供は子供で遊びまくり、親達が引き上げる頃に、「帰るよ!」と声をかけられ、しぶしぶ帰って行く。
時々、度を越えて遊んだり、帰る途中で仲間同士で大声でじゃれ合っていたりすると、自分の親とか、近所の大人から「こらー!」と怒られたりして・・・(笑)

でも、そんな中から、町内もしくは、ご近所同士の交流も深まったり、子供側も、親や近所の大人達に怒られたり、挨拶を交わしたりしながら、かなり楽しく過ごせていたと思います。
知らない人の家の前を歩く時は、大声を出して歩いていると、こわいオッサンが出てきて怒鳴られる!みたいに、自ずと勉強にもなっていたと思うし・・・。(笑)

町内の人、みんなが知り合いになれるから楽しいし、子供なりに、大人の特徴を分析していたりして、「この人の家の前でウロウロしていたら、時々ジュースや飴をもらえる」とか、「この家には、怖いお爺さんがいるから避けて通ろう」とか、妙に悪知恵がついたりして・・・。

でも、それは、子供が近所の大人のことも理解しているし、大人も子供達のことを理解してくれたり、認めてくれたりしているからこそ、できることだったと思うのです。
そして、そういう好ましい状況を作るキッカケになったのが、毎朝行われるラジオ体操だったと思うのです。

大人も子供も、みんなが顔見知りで、和気あいあいと過ごせていたから、当時は親が近所の八百屋や魚屋などに買い物に出かける時も、家の玄関なども開けっ放し状態でも全く問題ありませんでした。
多くの家が、出入り自由状態だったから、我々子供は、遊びの合間に色んな家をハシゴして、もらえる物は片っ端からもらって、スクスクと成長して行くことができたと思います。

要するに、ラジオ体操という夏の行事があったからこそ、ご近所同士の交流も一層深まって、より良い町作りができていたのではないかと思うのです。

今は確かに、何かと怖い世の中になってしまいました。でも、そういう世の中にしてしまったのは、ラジオ体操他、ご近所同士の交流の場を、みすみす失うようにしてしまった風潮だとか、大人側の身勝手などにも原因があるのではないかと思えてなりません。

マンションなどに住んでいても、隣の住人などと交流もないような人が沢山いる訳ですから、そりゃぁ怖い世の中と思えて当然で、可愛い我が子を独りで外に出したくなくなっても仕方ありませんよねぇ。
近所付き合いの少ない人ほど、早朝にラジオ体操の大きな音楽を聞くと「うるさい!」と思うでしょうし、子供を送り出すのも不安に思うのではないでしょうかね?

ということで、考える順番が全く逆なのでは? と思ったりもしています。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜ん。遊猿さん、深いっ!(笑)

いやいやw
本当にその通りかもしれませんね。
そんな所から近所付合いが生まれたり、子供も色々と学んでいたのかも知れません。

今では、「〜さんの所も子供」とか、「〜さんのお母さん」とか言われても、今ひとつピン!ときませんから・・・。

う〜ん。だんだんと無機質な世の中になっていきますね〜。
JR野田
2005/08/14 11:03
JR野田さん、こんにちは!

私が子供の頃は、親や学校の先生から学ぶことも多かったですが、それ以上に近所のオジサン・オバサン達に色々教えられた気がします。
それも、オジサンやオバサンの前に座って、話を聞きながらというのではなく、普段の何気ない会話や行動からとか、時々怒られたりしながら、ごく自然な形で学んでいたような気がします。
大人は気さくで、おおらかで、子供達は町の宝みたいな感じで、良い町作りができていたと思います。
否、当時は「町作り」なんて意識もなく、ごく自然な形で、そのようになっていたような気すらします。
学校を中心に、複数の町がそんな形だったから、隣町のことも、そのまた隣町のことも、みんなよく知っていましたしねぇ。
遊猿
2005/08/14 13:25
TBありがとうございます。我が地域もラジオ体操ははじめと終わりの1週間だけ。子ども会の役員が中心になって行っています。皆勤賞にはちょっとした文房具がもらえます。低学年のうちはそれ欲しさに通うのですが、高学年になると子供も冷めていて、大したものもらえないから行かないなんて事も耳にします。私の小学生の頃はそんなものなくても当たり前のように毎日通ったものです。子供自体がいろんな情報や知識があり、すれてきている気がして残念です。物の豊かさが心の豊かさを奪っているんだと思います。
タム
2005/08/14 15:33
タムさん、コメントありがとうございます。

タムさんのお住まいの地域も、やはり短いのですね。私の町内は、今朝自治会館の掲示板を見てみたところ、7月で終わっていました。(悲)

> 物の豊かさが心の豊かさを奪っているんだと思います。

厳しくも、非常に的確なご意見と思います。
心の豊かさ、心のゆとりこそ、最も大切で尊重されるべきものと思うのですが、恵まれた世の中になって、何かが徐々に変わってきましたね。
子供達は柔軟ですから、大人がちゃんと指針を示してやれば、いくらでも変わることができますが、それができない大人の方が情けない・・・という気もします。
遊猿
2005/08/14 15:44
こんばんは。
トラックバックありがとうございます。
私もラジオ体操のことを聞いて、本当に寂しい世の中になったな〜と思います。
とりわけ、子どもを外に出せなくなったということには、いろいろと考えさせたられます。

実際に子どもを巻き込む事件も増えているので、仕方がないとはいえ、何となく悪循環ですよね。
外に出なくなれば人付き合いも減り、人間関係が希薄になっていくというか・・・。
メールも然りです。

こういう考え方をする自分が古い人間になったのかな?と、寂しい気もしますが・・・(苦笑)
kumabe
2005/08/19 00:51
kumabeさん、コメントありがとうございます。

> 何となく悪循環ですよね。

私も、そう思います。人付き合いが希薄な世の中になってきたからこそ、外で何が起こるか分からないとか、理解し合える隣人が少なくなって、ちょっとしたことでもイザコザが起きてしまう。
小学生辺りの時期は、最も感受性が高い時期でもあると思いますが、その時期に子供達の行動も制限されてしまっては、何かが欠けたまま大人になってしまうような気すらします。

> こういう考え方をする自分が古い人間になったのかな?

私も含めて、それも言えるのかもしれませんが・・(笑)
でも、温故知新という言葉もありますし、ラジオ体操に限らず、古き良き習慣までをも失いつつある日本なので、こういう事を考えること自体、重要なことだとも思いますよ!(^^;
遊猿
2005/08/19 15:36

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