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zoom RSS ドラマ「広島 昭和20年8月6日」

<<   作成日時 : 2005/08/30 16:28   >>

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昨夜放送された「広島 昭和20年8月6日」というドラマを観ました。
TBSテレビが、放送50周年を記念して「涙そうそうプロジェクト」という企画を立ち上げていて、その第一弾のドラマとして放送されたのが、このドラマでした。

http://www.tbs.co.jp/nadasoso/hiroshima/index-j.htm

7月16日から、広島に原爆が投下される8月6日までの20日間を、産業奨励館(原爆ドーム)の近くにある、両親が残してくれた旅館を守りながら生きている、長女の志のぶ(松たか子)と、小学校の教師をしている次女の信子(加藤あい)、高校生の三女の真希(長澤まさみ)、末っ子で唯一の男でもある年明(冨浦智嗣)の4人を中心に、重苦しい時代を生きた人々の姿を描いたドラマです。

この手のドラマや映画には、必ず賛否両論あると言うか、否定的な意見も多く出てくるとは思うのですが、個人的には良く出来たドラマだと思いながら、時々涙しながら見てました。

終戦60年後の現在、平和公園にて、修学旅行の学生達を相手に戦争経験を語っている老人(西田敏行)がいて、その老人が当時を振り返るような形で物語が進んで行くのですが、その老人こそが、年明であり、原爆が落とされ、3人の姉達が一瞬にしてこの世からいなくなった日、出兵して遠征していたために、一人だけ生き残ってしまった弟であった・・・という設定になっていました。

物語の中で、信子や真希がちょっとした騒動を起こしてしまう場面がありますが、これも本来ならば、人間として当然のことをしたまで・・・といった印象を受けますが、戦時中は軍隊が幅を利かせていたりして、正しいことをしても通らないような事も多々あったのだなぁ〜〜。という風に気付かされます。

そんな不自由な時代でも、懸命に生きて行く姉妹の姿や、年明が置いていった子犬のゴローの愛くるしさなどと同時に、警報が鳴る都度非難しなければならない不安感や、朝鮮人差別問題なども交えながら、当時の雰囲気や光景を上手く再現できていたと思います。

そして8月6日を迎え・・・

三女の真希は、志のぶの手作りのシューズを、仲良しの朝鮮人の女の子の分と一緒にもらい、嬉しそうに学校に行き、友達と2人で早速シューズを履いて、楽しそうに踊っていた頃・・・
次女の信子は、おめでたであることを夫に伝え、夫とともに幸せをかみ締めていた頃・・・
長女の志のぶは、愛する人、道昭が休暇で9時に広島にやって来るということで、彼から預かった懐中時計を何度も見ながら待ち続けながら、外に出ていた愛犬ゴローを抱いて旅館の手前まで戻ってきた時に・・・

遂に原爆が投下されてしまうのでした。

焼け野原になった後、黒い雨が降る中を、志のぶを探しにやってきた道昭でしたが、足元に落ちている、溶けた懐中時計を見つけ、更にその側にあった大きな岩の表面に、焼けこげた人影を見て、それが志のぶであると気付き号泣してしまいます。

そのシーンを見て、「そういえば、焼きついた人影のある岩も見たことがあるなぁ・・」と思い出してしまう私でした。

そして最後は、現代に戻り、老人が「絶対にあんなものを人間の頭上に落としてはいけないです。」と涙ながらに訴えて終わります・・・が、「涙そうそう」の歌が流れている時に映し出された映像を見て、更にショックを受けてしまいました。

戦争ドラマというと、戦闘機や戦車、軍艦などが沢山出てきて、戦場での兵士の視点などを中心に描いたものが多いと思うのですが、このドラマは3人の姉妹の生き方や考え方などを軸にしているので、戦争世代ではない我々にも、より身近に感じることのできるドラマと言えるのではないでしょうか?

願わくば、8月6日〜15日辺りの時期に放送してほしかった・・・かな?(^^;
でも、こういうドラマは、平和や反戦への意識を高め、持ち続けるためにも、今後も作り続けてほしいと思います。

他にも書きたいことが沢山ありますが、既に長い文章となってしまっている上、若干話題が逸れることになりそうなので、ドラマの感想だけにしておきます。(^^;

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タイトル (本文) ブログ名/日時
広島・昭和20年8月6日
TBSテレビ放送50周年「涙そうそうプロジェクト」ドラマ特別企画、『広島・昭和20年8月6日』を観ました。 ...続きを見る
我レ想フ故ニ我レ在リ
2005/08/30 16:38
涙そうそうプロジェクト「広島 昭和20年8月6日」
「広島 昭和20年8月6日」を見ました。 ...続きを見る
私でもいいですか?
2005/08/30 17:02
広島 昭和20年8月6日
戦後60年ということで、いろんな番組が特集されています。このドラマは原爆ドーム近 ...続きを見る
つれづれ日記
2005/08/30 17:25
テレビドラマ「広島・昭和20年8月6日」
「広島・昭和20年8月6日」、後半一時間だけですが見ました。 最後、被爆した松たか子の姿が岩に黒々と残っているのに鳥肌が立ちました 実際に、あった事だそうだから・・・ こちらのページに写真があります。ぜひ見てみて下さい。 ...続きを見る
Dorothy of Magical
2005/08/30 17:36
ドラマ「広島・昭和20年8月6日」
1ヶ月くらい前からTBSでよく番宣していたので、気になったこともあって、最初から最後まで見入って見てしまいましたが、改めて戦争の愚かさと原爆の恐ろしさを感じずにいられませんでした。 ...続きを見る
FREE TIME
2005/08/30 22:23
【ドラマ】「広島・昭和20年8月6日」を見て
昨日、TBSテレビ放送50周年ということで、特別番組「広島・昭和20年8月6日」が放送された。 産業奨励館(現在の原爆ドーム)の近くに住む3姉妹と弟を中心に、原爆投下までの数週間を描いたドラマである。戦争を扱ったドラマではあるが、戦争そのものではなく、戦時下に生きる普通の市民を取り扱ったドラマである。 ...続きを見る
毎日が独り言
2005/08/30 23:20
珍しくドラマを録画して観ました
   昨日放送していた『広島・昭和20年8月6日』を録画して、今日全部観ました。  感想は…一言で言えば  『重たい』  平和学習も受けて原爆資料館もみて育ちましたが…重かった。 ...続きを見る
daily happenings 〜主婦...
2005/08/31 10:32
「広島・昭和20年8月6日」
爆心地付近に住む姉弟の、ヒバク前20日間の物語。 松たか子、加藤あい、長澤まさみ主演。 その3姉妹の下に弟がいたんだけど、彼が心優しくてかわいらしかった。 ...続きを見る
final wind
2005/08/31 11:35
広島 昭和20年8月6日
昨日(8月29日)放送のTBS系ドラマ「広島 昭和20年8月6日」を観ました。これは2年前にTBSテレビ50周年記念で放送された「さとうきび畑の唄」と同じスタッフで作られた戦争ドラマで、当時好評を博した「さとうきび−」と共に番組で多く取り上げられた森山良子の「涙そうそう」がさらに感動と涙を誘い、それを契機に「涙そうそうプロジェクト」として多くの「涙を誘う」体験談を募りそれを映像化するようになったとのこと。この「広島−」自体はこの体験談を浸かっているわけではないようですが、戦争ドラマとしては「さと... ...続きを見る
helloalive
2005/08/31 21:19
ドラマ「広島・昭和20年8月6日」
辛いし泣くとわかってて見ました。 60年前の現実が心に突き刺さりました。 ...続きを見る
罰ゲーム
2005/09/12 21:50

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
いいドラマでしたね。私も何気なく見始めて最後まで見入ってしまいました。
時になんとも言えない口惜しい気持ちを感じながら・・・うまく言葉では表せないような気持ちで・・・いつもの事なのですが、私はこの手のドラマ、映画、アニメ・・・全てが苦手です。その時代背景、政治背景、世界情勢、そう言ったものになんとも言えない口惜しさを憤りを感じてしまうのです。戦後60年・・・
これから先、世界の何処にでもあってはならない出来事だと・・・しかし現実の
世界では未だに・・・
へんこな親父
2005/08/30 16:52
年明が三人のお姉さんを想い、ずっと語り続けてきたんでしょうね。そう思うとジーンと来ちゃいます。
放送、もう少し早くても良かったかなぁって、私も思いました。
TBありがとうございます。
2005/08/30 17:05
へんこな親父さん、コメントありがとうございます。

切ないドラマでしたね。(涙)
私も、この手のドラマなどは苦手で、兵器や武力を駆使して戦っているようなシーンが多いと思われるものは、積極的に見ないようにもしていたりもしますが、今回のドラマは、ごく普通の市民の生活を中心に描いたものということで、見てしまいました。

現在でも、テロや紛争は絶えず起こっているというのが悲しいですね。そこに世界一の強国が絡んでいることが多いというのも・・・。

遊猿
2005/08/30 17:55
TBありがとうございますさん、コメントありがとうございます。

年明の言葉の1つ1つに、重みを感じてしまうドラマでしたね。
老人の年明だけでなく、少年時代の年明の、生き物を大切にする姿とか、周囲への配慮とか、強く印象に残り、余計に切なく、虚しくなってしまいました。
遊猿
2005/08/30 17:59
こんばんは。私もそのドラマ見ていました。
特にエンドロールの写真や映像を見て、原爆資料館に行ったときのことを思い出しました。

西田敏行さんは弟の60年後という設定だったのですが、私は長女の恋人の60年後と勘違いしてブログに記して、ツッコミ入れられてしまいました(苦笑)
FREE TIME
2005/08/30 22:32
FREE TIMEさん、こんばんは!

最後に流れた映像は、私にとっても印象的でした。
かなり多くの映像や写真を見てきたつもりでしたが、過去に見た記憶のないものもあり・・・悲しくなりました。

> 私は長女の恋人の60年後と勘違いしてブログに記して、ツッコミ入れられてしまいました

そうですか。突っ込みが入ってしまいましたか。(笑)
遊猿
2005/08/31 01:25
TBありがとうございます。
とても悲しいドラマでした。戦時中という辛い時期に、自分よりも他人のことを想う姿に感動を覚えました。戦争を体験してきた人々の話を聞く機会というのは、今までほとんどありませんでした。実際の戦争の惨さは、ドラマで感じたもの以上だったはずです。改めて平和の大切さを感じたドラマでした。
うぉんばっと
2005/08/31 08:26
トラックバックから来ました。
なにもない人がいきなり、残酷に殺される・・
生き延びた人間も後遺症に苦しむ。
本当に戦争って恐ろしいものですね。
人はなぜあんな兵器を作り上げたのでしょう。
いつかまた、ああいうことが繰り返されるのだろうか。とても不安です。
今の日本の勢いがとても怖いです。
りょうこ
2005/08/31 09:40
トラックバックありがとうございました。
普段は戦争モノは余り見ないんですが。
これはちょっと違う視点から描かれているので
新鮮な感じでした。
放送時期は何でずれてるんだろうとか思いながら、
かえってこの時期だからこそ、沢山の人に見てもらえるんじゃないかとも思ったりしました。
8月15日くらいまでは、戦争関連の番組が多かったですから。
しゃのわ
2005/08/31 09:53
初めまして。
トラックバックありがとう御座いました。

ドラマの中で8月6日が近づくに連れて
自分が見聞きした事柄が再現されると思うと
胸が締め付けられるような感覚を覚え、
涙があふれてしまいました。
エンドロールも衝撃的でしたね、
あの映像は賛否両論あると思います。
戦争を知らない世代にも
原爆・戦争の恐ろしさや平和の大切さが
メッセージとして伝わりやすかったと思います。

私も願わくば終戦記念日ごろに放送して欲しかったです。
8月6日の放送は、体験された方々にとっては
あまりにも辛いものになったでしょうから
それは避けて正解かなと感じました。
mitsune
2005/08/31 10:17
うぉんばっとさん、こんにちは!

なかなか戦争の話を聞く機会がないだけに、こういうドラマは、もっと作られるべきなのではないかと思います。
ドラマや映画になると、その性質上どうしても誇張したり、フィクションが入ったり、敵・味方の区別を無理矢理つけたりするなどして、批判をあびる機会も増えますが、それでも見る側に何か届くものは必ずあると思いますしね。

遊猿
2005/08/31 14:08
りょうこさん、コメントありがとうございます。

仰る通り、またいつか同じ過ちを繰り返してしまうのではないかという気もするし、現在も世界のあちこちでは争いが絶えない地域もあるし、核を保有したり、実験を繰り返したりしている国もあるし・・・
結局は、未だに戦争や原爆の恐怖は消えていないということを思うと、ますます悲しくなってきますね。
遊猿
2005/08/31 14:14
しゃのわさん、コメントありがとうございます。

> 8月15日くらいまでは、戦争関連の番組が多かったですから。

なるほど。同じ戦争関連番組が多く放送されている時期に放送してしまうと、裏番組に視聴者が流れてしまう可能性もあるということですね?
夏休みの終わりということで、特番も少ないし、案外丁度よかったのかもしれませんね。
遊猿
2005/08/31 14:18
mitsuneさん、コメントありがとうございます。

エンドロールの映像は衝撃的でしたね。
小さなお子さんと一緒に見ていた親の中には、「子供への影響も考慮してほしい」といった意見もあるかもしれませんね。そのくらいショッキングな映像でした。

> 8月6日の放送は、体験された方々にとっては
> あまりにも辛いものになったでしょうから

なるほど。そういう考えも!
確かに、6日に放送されていたら、より生々しく感じてしまう方々もいらっしゃったかもしれませんね。
遊猿
2005/08/31 14:24
TBありがとうございます。
今年は戦後60年(プラス反戦もあるのかな?)ということでこの手のドラマが多いですが、ぜひ、今後も続けていって欲しいと思っています。
hello
2005/08/31 21:20
helloさん、コメントありがとうございます。

そうですよね。こういうドラマばかりになると、気分が重たくなってしまいそうですが、時折こういうドラマがあれば、過去の悲惨な状況も風化されずにすむと思いますし、未来に向けて何かの動きも新たに生まれるかもしれませんものね。

遊猿
2005/09/01 01:05
かんどうできました
さとうきび畑みたいでは、なくすご〜くかんどうできた
もう1かいみたいです
ウンチ
2005/11/29 17:33
ウンチさん、コメントありがとうございます。

古い記事だったので、ビックリしました。(^^;
涙そうそうプロジェクトの一環のドラマなので、きっとその内、DVD化もされるのではないでしょうかね?
そうなるといいですね♪


遊猿
2005/11/29 18:09

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