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zoom RSS G7閉幕&関連雑記

<<   作成日時 : 2005/12/04 19:15   >>

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ロンドンで開催されていたG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕しました。

会議では、世界経済の成長は「堅調」との認識で一致したようですが、その上で、高騰する原油価格や、ハイペースで成長する米国経済の動きを受けて、7年半ぶりにインフレ(物価上昇)を懸念材料として協議された模様で、インフレ懸念と世界的な不均衡に対処する方策として、「G7およびその他の諸国からのより力強く、相互補強的な行動が必要」との表現が、声明の中に盛り込まれました。

声明骨子としては、
・原油高が減速要因だが、世界経済は堅調
・世界経済のリスクはインフレ圧力と不均衡。G7と他の諸国の相互補強的な行動が必要
・為替相場は経済の基礎的諸条件を反映すべきで、過度な変動や無秩序な動きは好ましくない
・中国により柔軟な通貨制度を期待
・世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)で各国に野心的な成果に向けた努力を要請
・鳥インフルエンザへの対処に支援を確認

といった内容になっているようです。

個人的に興味深いのは、「円安ドル高」の傾向について、特に指摘もなく、素通りされた感があることでしょうか。
以前なら、米国などを中心に、イチャモンを付けらることも多かったはずで、その結果、日本政府も「内需拡大」を目標にあげて久しいと思うのですが・・・。

輸出大国の日本にとって、今回円安が容認されたということは、製造業を中心に、ますます輸出での売上げや利益が拡大できて良い、ということになるのかもしれませんね。

しかし、そこには米国の景気の動向に対する不安があったということは、いまいちニュースでは述べられていないようにも見受けられるのですが、実際のところ、どうなのでしょう?

米国は現在、住宅バブルの真っ最中となっています。
世界経済が堅調と言われるのも、その最大の理由が、米国の住宅バブルにあると指摘する人もいるぐらいです。

つまり、米国にて住宅バブルが拡大するにつれて、米国内での内需が拡大し、それに伴い諸外国の製造業者は対米輸出が増えることになり、それが製造業を中心に世界経済の好況に繋がっていると・・・。

一方、米国では、住宅バブルが弾けては困るということで、FRB(米連邦準備制度理事会)が昨年から段階的に、かつ慎重に「利上げ」を行っています。
ところが、その住宅バブルが後押しするかのごとく、原油価格の高騰や労働コストの上昇を招いたりするようになり、一般のインフレも懸念されるようになっているのが現状のようなのです。

そうなると、米国ではインフレ抑制のために、大幅な「利上げ」も必要になってくる可能性もある訳ですが、それはなるべく回避したいはずであり・・・。
では、次に考えるべきは何かと言うと、外国からの輸入を増やすことで、少しでもインフレ抑制に繋げようということになる。

そして、輸入を沢山するためには、米ドルが高い方が好都合ということになるので、現状では「円安ドル高」のままでも問題ない・・・いや、むしろ、そうでなければ困ってしまう・・・。
そういった思惑もあっての、円安の容認だったのではないかと思う次第です。

日本としても、円安が続いて企業が元気になってくれれば・・・という思いもあるのでしょうが、怖いのは、このまま行くと日本でも違った形でのバブルが起きてしまう可能性もあるということでしょうか?

日本は現在、デフレを脱却するかどうかという段階と言われており、消費者物価指数も今年10月に、ようやくマイナスを脱したばかりで、低い水準で物価が落ち着いたままの状況となっています。
ところが、先述のような理由もあって、製造業などを中心に企業収益は上がってきており、株価も連動して上昇し、先日は15,000円台に回復するなど、いかにも好景気っぽい話が続いています。

こいういった状況は、対象は違えども、日本で80年代終わりに起きた経済バブル(資産バブル)と似ているとも言える訳で・・・。
安倍官房長官などは、株価が15,000円を回復した際に、「好調な企業業績を反映したもので、バブルの状況の中での株価ではない。」と述べているようですが、ここで「バブル」という言葉を使っていること自体、なんとも怪しい気もしてなりません。

日銀は、量的金融緩和政策の解除の時期を検討しているようですが、これも多少なりとも「バブル」に対しての危険を感じているからなのではないでしょうか?

さてさて、日本経済はどうなることやら・・・

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