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zoom RSS 経済格差拡大を実感している人が増加

<<   作成日時 : 2006/02/02 15:50   >>

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共同通信社が堀江氏の逮捕を受けて、26日と27日にかけて実施した全国緊急電話世論調査の結果が公表されました。

それによると、小泉内閣が推し進めてきた構造改革については、「見直すべきだ」との声が50.6%と過半数を占めたとともに、「勝ち組」「負け組」に象徴される経済的格差については、75.0%が「広がっている」と回答していたようです。

その一方で、能力や仕事による収入格差については、70.2%が「ある程度はつけるべきだ」と回答しているとか。

最近の流れや風潮からして、当然と言えば当然の結果のようにも思えますが、それにしても4人に3人という割合で「格差が広がった」と感じているとは・・・。

また、1日に開かれた参院予算委員会においても、構造改革に伴う経済格差拡大への批判が強まっていることに関してのやり取りが少しあったようですが、小泉首相は「格差が出ることは悪いこととは思っていない。」と答弁した上で、「ようやく今、光が見えてきた。」と、景気回復の成果を強調しつつ、「光が見え出すと影のことを言う(人がいる)。影に対し、どうやって手当てをしていくかが大事だ。」とも述べたとか。

さらに、社民党の福島瑞穂氏からの「貧困層が増えているという認識はあるか?」との問いに対しては、「ますます増えているとの認識はない。どの時代でも成功した人と成功しない人がいる。」と答弁しつつ、「貧困層をなくす対策と同時に、成功をねたむ風潮や能力のある人を引っ張る風潮は厳に慎んでいかないと、社会の発展はない。」などと述べたようでもあります。

う〜ん。なんとも微妙・・・。と言うか、色んな含みを持たせつつつ(聞く人によっては色んな解釈ができそう)、上手く煙にまいたといった感じも、しないでもありませんね。

表があれば裏もある。成功者がいれば失敗者もいる。光があれば影もある。
それは仕方のないこととは思うのですが・・・。

多くの人が「格差が広がった」と感じているという現実がある訳で・・・。
格差ができるのも、また仕方がないことかもしれないけど、格差が広がるのは決して良くはないことではないかと思うのですが、いかがなものでしょう?

昔の日本は、金持ちでもないけど貧乏でもない、或いは、ちょっと生活が苦しいものの、まだどうにか暮らしていける、といった感じの平均的な家庭と言うか、中流階級的な家庭が多かったと思うのです。
形で言えば、「◆」のような感じで、上部の頂点に近づくほど金持ちで、下部の頂点に近づくほど貧困で・・・。でも、それらの層は限られていて、真ん中の層が非常に多かったような・・・。
ところが今は、真ん中辺りの層に位置していた人の一部が、上流の金持ち層と、下流の貧困層に分流していき、中流層が減ってきている。

下流の層にいる人達だけでなく、少なくなってしまった中流層の人達までが、「格差が広がった」と感じているからこそ、最初に記載したような調査結果に繋がっているのでしょう。
最近になって、上流層に入っていった人達の一部も、自分が「勝ち組」に入ったということで、格差を感じているようなケースもあるかもしれませんが・・・。

格差が広がると、色んな意味で、人の気持ちにも影響が出てくると思われます。
人間関係もギクシャクしてくるようなケースも増えてくるのではないでしょうか?
お金が絡む犯罪だけでなく、妬み・嫉み・恨み・辛みなどがキッカケになった犯罪も増加してくるような気もするし、金持ちになりたくて無理をして、人の心を忘れてしまうような人間や、金持ちになった後で、さらに私腹を肥やそうとして強引なことをして、悪に染まってしまうような人間も出てくることでしょう。

勿論、立身出世を夢見たり、上昇指向で生きて行くことは良いことと思いますが、人の心を忘れてしまったような「勝ち組」が増えてきて、そういう人達に世の中を牛耳られたり、我が物顔で世間を渡り歩かれたりでもすれば、そりゃぁ世の中、乱れに乱れてしまうことでしょう。

「負け組」だとか「貧困層」を救済する手段を考えるだけでは、おそらく応急措置、もしくは付け焼刃的な対応しか取れず、乱れには歯止めはかからないと思うのですが、どんなもんでしょうねぇ?

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