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zoom RSS 景気拡大、バブル期に並ぶ

<<   作成日時 : 2006/05/02 15:03   >>

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政府は4月の月例経済報告にて(4月19日)、景気の基調判断を「回復している」と発表していました。

これで、2002年2月から続いている景気の拡大期間は、連続で51ヶ月となり、戦後2番目に長い、あの「バブル景気」と並んだことになるそうで、5月も引き続き同様の状態が続けば、バブルを抜いて単独で2位となり、更に11月まで続けば、65年〜70年にかけて57ヶ月間続いた「いざなぎ景気」も超えることになるそうです。

政府側も、与謝野経済財政担当相の、景気拡大が「(いざなぎ景気を)軽く抜くと思う」という言葉からも分かる通り、先行きにも大きな自信を示しているようです。

1月頃にも同様のニュースがあり、「バブル」や「いざなぎ」を抜くかもしれないなどと言われていましたが、これらのニュースを見聞きして思ったのは、「2002年から景気は回復を続けていたのね?」ということでした。

大手企業の業績が向上し始めたのも、去年辺りからといった印象が強く、それまではリストラや事業所の統廃合の繰り返しばかりしていたようにも思えるし、失業率の上昇に歯止めがかかり始めたのも去年辺りからだと思うので、それ以前は結構景気も冷え込んでいたような気もするのですけどね。
まぁ、そんなところに突っ込みを入れても仕方がないので・・・(^^;

日銀も、量的金融緩和の解除を決定し、今後はゼロ金利の解除の時期が焦点になっているような感もあり、「早ければこの夏頃に解除」と予測するエコノミストも多いようですし、大手製造業は軒並み増収増益となるなど、文字通り、景気の良さそうな話題も続いているのですが・・・。

いつも言っているように、個人消費者には、そういう景気の良い話は実感が殆ど無いのですよねぇ。。。

日銀も先月28日に、「経済・物価情勢の展望」を発表し、2006年度の実質国内総生産(GDP)の前年度比上昇率は、昨年10月の展望リポートで示した1.8%を大きく上回る2.4%となったと、そして消費者物価指数も、2006年度が0.6%上昇、2007年度には0.8%上昇といった発表をしていました。

これだけを見ると、消費者の活動も少しずつ活気が出てきているという風にも見てとれるのですが・・・。
一方で、同じく先月28日に総務省が発表した「3月の家計調査」によると、勤労者世帯の1世帯当たり実質消費支出は、前年同月比4.0%減の34万10円と、3カ月連続で前年を割り込んだとのこと。

塾の月謝など補習教育費などは増えたものの、パック旅行への支出や自動車関係費などが大幅に減っているそうです。

ということで、普通の人は今もやはり、なかなかお金を使うことができないでいるとも言えるのではないかとも思います。

バブル」も「いざなぎ」も体験している私ですが、あの頃の好景気と今の好景気とでは、確実に何かが違う・・・。
要するに、庶民の暮らしは窮屈なまま、上の方だけで「景気は回復した」などと言っているような状態のようにしか思えないのです。

以前記事にもしましたが、金融広報中央委員会による「2005年家計の金融資産に関する世論調査」においても、約4分の1の世帯が「貯蓄なし」と回答しているという事実もあり・・・。

この状態で、ゼロ金利政策まで解除されると、多くの人は金融機関に貯金に行くことになり、ますます市場にお金が流れなくなることでしょう。

ましてや、近い将来には消費税が、ほぼ確実に上がる・・・しかも、「8%でも厳しい」などと財務相自ら、最初から2桁上げるのが前提のように語っているような状態でもあり・・・。
これで、どうやってお金を使って行けというのでしょうね?

さらに、ここ数年好調だったアメリカ経済が徐々に下降線を辿るようになると、現在好調な国内の製造業も大きな打撃を受けることになるはずですし・・・。

好況だっただけに、原油高に関しても殆ど無言で容認していたような感のある米国政府も、最近になって原油高対策を実施し始めたということからも、米国経済も既に怪しい状況になってきていると言えそうな気もしますしねぇ。

いずれにしても、未だに中小企業や消費者の多くが景気回復を実感していない状態なだけに、ここでまた「不況」という言葉が聞こえてくるようになると、日本経済は完全に崩壊し、かつてないほどのどん底を見ることになってしまうような予感が・・・。

悲観し過ぎるのも良くないとは思いますが、政府もあまり自信過剰にならずに、地方にも、中小企業にも、消費者にも、確かな景気回復が実感できるような対策を実施して行ってほしいと思うばかりです。

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