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zoom RSS 1982年のW杯

<<   作成日時 : 2006/06/13 15:37   >>

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1982年のサッカーW杯(スペインで開催)・・・と言うと、おそらく30代半ば以降のサッカーフリークな方々には、すぐにピンと来る試合があると思います。

この大会で優勝の大本命にあげられていたのは、ブラジルでした。
当時のブラジルには、ジーコ(現日本代表監督)、ファルカン(元日本代表監督)、トニーニョ・セレーゾ(前鹿島監督)、ソクラテスという4人の多才な中盤選手を擁しており、「黄金のカルテッド」と称され、この4人が奏でるハーモニーには誰も付いていけないだろうとすら言われていたからです。

予選1次リーグは難なく突破しましたが、2次リーグではアルゼンチンとイタリアと同じ組に入ってしまうことに。。。
ここでまず、イタリアがアルゼンチンを下し、ブラジルもアルゼンチンに勝利した後、今では「W杯史上のベストマッチ」とか「歴史に残る名勝負」と語り継がれることになる、イタリア×ブラジル戦を迎える訳ですが・・・。

試合は、イタリアの英雄、パオロ・ロッシ(大会前の2シーズンは、八百長疑惑か何かで出場停止処分を受けていた)がゴールを決めると、ブラジルが追いつくといった流れとなり、2−2の同点で終盤に突入。

ブラジルは、イタリアと引き分けても準決勝に進出ができたので、ここで断然ブラジルが有利になったと誰もが思っていたと思いますが、ブラジルはこういう状況でも決して守り勝とうとは考えず、黄金のカルテッドを中心に華麗に攻撃を仕掛け続けるのです。

結局、最後はロッシにハットトリックとなる3点目のゴールを決められてしまい、ブラジルの敗退が確定してしまうのですが・・・。
守って守って、隙を突いてのカウンター攻撃に活路を見出そうとしていたイタリアよりも、常にファンタスティックで独創的なパスまわしで試合を組み立てていたブラジルの方が、試合後の声援も遥かに大きかった。

そして、この年のブラジルのナショナルチームを「史上最強」と評する人が、ブラジル国内だけでなく、世界各地にも多く存在していると言われています。

ちなみに、この年の大会には、イタリアの鬼の守護神ゾフ、アルゼンチンの天才マラドーナ(伝説の5人抜きは、この次の大会)、フランスの将軍プラティニ、ドイツにはリトバルスキー・・・などなど、ヒーロー達も多く参加しており、名勝負も多く生まれた大会となりました。


何故このような話をしたかと言いますと・・・。
昨日のオーストラリア戦や、先般のドイツ戦のように、リードしていながら守り切れないで同点に追いつかれたり、逆転負けを喫したりするような試合をすると、いつも「何故選手交代時に守備を補強しなかったのか?」などといった言葉が聞こえてきて、ジーコの采配を疑問視するような人が多いように思えたからです。

上記のイタリア戦の時のようなブラジルの戦い方が高く評価され、しかもその試合の中で、中心選手として活躍し、世界を魅了してきたジーコには、ブラジルというチームが最も輝いていた時代(今も十分に輝いているとは思いますが)のブラジリアン魂というものが染み付いており、守り勝つとか、逃げ切るといった発想は、まず出てこないのではないか・・・と思うのです。大事な試合になればなるほど、ますますそういう傾向が強くなるような気もします。

「ここで守備的交代をしろ」とか言うのは、ジーコに対して「サッカー観を変えろ」とか、強いては「人生観を変えろ」と言うのと同じようなものなのではないかとさえ思う訳でして・・・。

少なくとも日本は、このジーコという男に代表監督業と夢を託して、この4年間を歩んできた訳だから、彼とともに最後まで戦って、玉砕するもよし、奇跡を起こすもよし・・・。例えどんな結果になっても・・・。勝つ時も、負ける時も、ジーコと一緒。それでいいのでは?
な〜んて思ったりしています。

昨日も嫌な負け方をして非常に悔しいのですが、ジーコの信念やポリシーというものは、2002年の代表監督就任当時から一貫していると思いますし、だからこそ日本もここまで来れたのだとも思うので・・・。


◆追記◆
上記の熱戦を完全収録したDVDもあるようです。
と言っても、AMAZONでは現在品切れのようで、ユーズド価格では定価の約5倍の値段となっているようですので、どこかから取り寄せられた方が無難かと・・。(^^;
でも、これだけの名勝負を見ない手は無いと思いますので、いずれかの機会に是非どうぞ!!

Number DVD サッカー世紀の名勝負 イタリア VS ブラジル FIFA ワールドカップ 1982
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starsアズーリファンにとって最高のDVD
starsサッカーフレーク必見!!〜美しいものに勝利を!
starsその名の通り世紀の名勝負
starsほんとうにすごい試合ですね
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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
そうなんですよね。それが今の日本のサッカーなんですよね。ハーフタイムで出た「1点をリードしたチームの戦い方」って言う指示は、もう1点取りに行くって言う指示だったと思うんですよ。その通り、中盤までは実践出来てたんですけどね。

ただ、それが取れなかった事、坪井のアクシデントで予定外の選手交代を余儀なくされた事、結果スピードのある選手の起用時期が狂った事・・・ちょっとした掛け違いが最終的に押し込まれる結果につながった様に感じます。

攻撃こそ最大の防御・・・攻めて勝つ、守備も攻撃的に攻めて勝つ。これがジーコの目指す究極のサッカーではないでしょうか?クロアチア・・・厳しい相手ではありますが何とか頑張れニッポン!!です。
お気楽者
2006/06/13 16:54
そうですね。
小野を入れて、ヒデを上げた布陣は、攻撃への可能性を高めながらも守備もカバーできるという、理にかなった布陣だったと思います。
強いて言えば、大黒の投入が遅すぎた感がありますが、そこを悔やんでも仕方がないとも思います。

最大の問題は、1つ前の記事にも書きましたが、同点にされた後と、1-2になった後、選手間での”言葉”のやり取りが殆ど見られなかったことではないかと・・・。
意思疎通が良いのが日本の武器のひとつだったはずなのに、試合後の選手のコメントを見ても、主将の宮本は、引き分けでよいのか、勝ち越しの機会を狙うのかで迷っていたような言い方をしていましたが、その頃ヒデなどMF陣は、上がりめで「点を取れるものなら取りたい」と考えていたようですし・・。
DFは引き気味、MFはやや上がり気味の中、ゴール前にボールを持ち込まれ、2点目以降の得点に繋がったのではないかと・・。
いつものように、ピッチ内で冷静に会話があれば、もっと違った形になっていたような気がしてなりません。
遊猿
2006/06/13 17:10
個人的見解で、管理者さんの考えを否定するものではありませんので、ご了解をお願いします。

個人的にジーコのサッカー観が日本には合わないと考えているのですが、それはさておき・・・

ドイツ戦は、いわゆるテストマッチなので、課題と成果が有れば良いと思ってます。

が、豪州戦の試合後のコメントでジーコは「小野・中村・中田の三角形で形を・・・でも出来なかった」と話してましたが、試合を見ると、FWとDFの間が開きすぎて、コンパクトな守備が出来ず、2点目を失いました。
(リスクを背負って攻めに転じた豪州に対し、裏をつくつもりが、戦術に乗せられた結果に)
ぴの
2006/06/13 17:13
これは、ジーコの意図する形が、試合中に選手達に浸透していなかった事が原因だと思います。
「浸透していない=準備が足りないor対応能力が無い」って事になるので、その判断が足りないジーコに対して憤りを感じます。

もともと日本は、守備力に絶対の自信があるチームではない事を含めて、「守るべき」「攻めるべき」という判断は人によって考え方が違うので、良いのですが、4年間を費やして、意図するものが浸透しなかったとしたら、やはり監督の能力だと思ってしまいます。(ヒディングは1年位しか指揮していないのに)

とは言っても、愛する「サムライブルー」の残り2試合に期待し、実りあるW杯にして欲しいと願います。そして、心から応援をします。
頑張れ日本!!!
ぴの
2006/06/13 17:13
ぴのさん、コメントありがとうございます。

仰られている意味はよく理解できているつもりですし、私の見解もそれなりにご理解頂けているご様子なので、特に何かを強調して、とやかく言うつもりはございません。

最後に書かれてある通り・・・。と申しますか、それが全てだと思います。

強いて言うなら・・・彼を監督として迎え入れた協会側の選択ミスということになるような気もしますが(彼のバックボーンを知った上で迎え入れたのであれば、ミスではないとも思いますが)、本番が始まった今に至ってそんなことを言っても仕方ないですし、彼のサッカー観と心中するしかない状況とも重いますので、ジタバタせず、とにかく応援を続けて行きたいと思います。
遊猿
2006/06/13 18:07
遊猿さん、こんばんは。
今回のジーコ監督の選手交代については、意見が様々に分かれていますよね。僕はかなり批判的に見ています。交代自体に批判があるのではなく、これまでのジーコ監督が行っていた選手起用と、明らかに異なっていたように見えたからです。
例えば小野選手の起用は、守りに入るのか、さらに攻めに転じるのかが、僕には見えませんでした。攻めに入るのならばフォワード同士の交代、守りに入るのならば攻撃型の小野選手ではなく、他の選手を入れるのがこれまでのジーコ監督のやり方だったと思います。
監督自身もかなり迷ったんだと思いますが、そういうときこそ、普段通りに動くのが筋だったというのが僕の感想です。
いずれにしても、あと2戦頑張って欲しいですね。
うぉんばっと
2006/06/13 18:34
うぉんばっとさん、こんばんは!

仰るように、確かにこれまでの起用法とは微妙に異なっていたと言うか、曖昧だったような感もあったと思います。
ただ、あの時点では、オーストラリア陣にも、FWを日本のペナルティエリア付近に固定していたことから隙は多く、カウンターを仕掛け易い状態にあったと思うので、攻防兼備の小野を入れ、ヒデを1つ上に置くという発想は、個人的には十分理解できました。
「もう1点取りたい」「もう1点取れる」といった思考がジーコにはあったからだと思われ、それが今回記事に書いた、ジーコのジーコたる由縁ではないかとも思っています。
ただ、負けは負けですし、結果が全てとも言える世界なので、屈辱的な負け方をした日本の誰を責めるべきか? となると、結局は監督ということになってしまうとも思います。
それは監督を引き受けた以上、ジーコ自身も承知の上だと思うし、采配を批判している人をどうこう言うつもりも全くありません。
遊猿
2006/06/13 19:14
連続でスミマセン。
この文字数制限、どうにかならんかのぅ・・・(笑)

とりあえず、今回の記事では、ジーコの気質やサッカー観などについて、私なりに思うことを書いただけですし、あと最低2試合、選手にも監督にもベストを尽くしてほしいと願う気持ちは皆さんと同じです・・・ということを付け加えさせて頂きます。(^^;
遊猿
2006/06/13 19:15
遊猿さん、こんばんは。
なるほど。小野選手の起用法に対する見方も、やっぱり人それぞれですね。同じことをやっても、勝てば賞賛しますし、負ければ責めるということで、僕を含めて多くのサッカーファンは勝手なものです(笑)
あと2試合、監督も選手も悔いが残らない試合をしてもらいたいですね。
(このコメント欄、文字数制限があるんですね。知らなかったです(笑))
うぉんばっと
2006/06/13 22:10
サッカー観に違いはあっても、日本を応援する熱い気持ちは皆同じって事ですよね・・・
この思いがドイツに届き、選手の力になってくれる事を望みます。
ぴの
2006/06/14 08:51
うぉんばっとさん、こんにちは!

> 僕を含めて多くのサッカーファンは勝手なものです(笑)

ファンはそれで良いと言うか、ファンだからこそ、1つ1つの試合やプレーに一喜一憂したりもできるってことですね♪
そして自分のブログなどで、思い思いに感想を書いて行くということで・・・。
私も同様、ここでは自分の意見や考えを述べているまでで、今回も監督の采配について、ジーコのバックボーン等を見れば「こういう考え方もできるのでは?」ということを書きたかっただけで、他人を批判したつもりはありません。
こうやって、それぞれ色んな思いを語ることができるのもブログの良いところと思いますし、日本を応援している証でもあり・・・。
ということで、今後とも宜しくです。(笑)
遊猿
2006/06/14 12:27
ぴのさん、こんにちは!

> サッカー観に違いはあっても、日本を応援する熱い気持ちは皆同じって事ですよね・・・

そうですね。人それぞれ、考え方も千差万別ということで、私も自分と異なる考え方をされている人に対して、ここで強引に説き伏せようとまで思っていませんし、あくまでも私のブログは私の主張の場として、日記を書いているつもりです。
以前もどこかに書きましたが、ブログは議論の場には不向きとも考えているので、尚更・・・。
まぁ、かなり極端な事を言う場合もあるので、そういう記事を見かけた方は不愉快な思いをされることになるかもしれませんが、それは私が他人のブログを訪問した場合も同様ですしね。(笑)
余談が長くなりましたが、あと最低2試合、日本代表を熱く応援致しましょう!
遊猿
2006/06/14 12:35

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