Vivid Association

アクセスカウンタ

zoom RSS 「交渉人 真下正義」を観て・・・

<<   作成日時 : 2006/10/17 15:43   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 6 / コメント 6

14日に放送された「交渉人 真下正義」を観ての感想です。

織田裕二主演の大ヒットドラマ&映画でもある「踊る大捜査線」シリーズからのスピンオフという形で、「交渉人 真下正義」(2005.5.7公開)、「容疑者 室井慎次」(2005.8.27公開)、「逃亡者 木島丈一郎」(2005.12.10放送)などがこれまでに制作され、公開されてきましたが、今月28日には、新作スピンオフとなる「弁護士 灰島秀樹」が放送されるとあって、これを機に「踊るレジェンド」シリーズが一挙に放送されることとなっていました。

そして、その第1弾として、「交渉人 真下正義」が14日に放送され、今後は20日に「逃亡者 木島丈一郎」、21日に「容疑者 室井慎次」が放送されることになっていて、最後に新作の「弁護士 灰島秀樹」の放送に繋がるようなスケジュールとなっている訳ですが・・・。

時間軸の流れから言えば、「逃亡者 木島丈一郎」が最初にあって、これが「交渉人 真下正義」に続き、さらにこれが「容疑者 室井慎次」に続き、その後「弁護士 灰島秀樹」に続くような形になっているようで・・・。
実際、それぞれの作品の中でも、次に繋がる作品と関連付けたシーンや物などが出てきているようですね。


前置きが長くなりましたが、「交渉人 真下正義」は、去年劇場公開時にも観てきたのですが、その時は、なかなか楽しめたものの、結末が曖昧と言うか、真犯人が分からないまま終わったために、私の頭の中では消化不良気味となってしまい、いまいちピンボケな映画のように思えていました。

しかし、その後、「容疑者 室井慎次」も公開時に観て、「逃亡者 木島丈一郎」を放送当時に観た後で、先週の土曜に放送された「交渉人 真下正義」を観てみたところ、なんとなく、モヤモヤが少し解消されたような気になりました。

物語の方は、最先端テクノロジーを用いて造られた地下鉄「クモ」が乗っ取られ、制御不能になり、爆弾も仕掛けられているかもしれないということで危機感を抱いた警察が、お馴染み室井管理官の指示のもとに、対策チームを作り、その中で現場での指揮官として任命された真下課長と犯人との駆け引きなどを描いた内容となっています。

この映画のポイントは、デジタルとアナログの対比にあるということは、劇場で観た時から個人的に感じていました。(実際は違うのかもしれませんが。)

先端技術を駆使して造られた「クモ」は、制御プログラムを乗っ取られたことにより、高価な機械を沢山揃えた制御室(司令室)からは制御できなくなってしまう。

また、犯人を割り出すべく頑張っていたCICのメンバー(真下の部下達)も、コンピュータを使って捜査をしても、なかなか犯人像を割り出せない。
終盤になって、真下に電話をかけてくる犯人の声紋などから、ようやく犯人と思われる人物の顔や名前を割り出せたものの、その後の調査では、この人物は既に死亡していると判明し、さらに謎が深まってしまう。

一方、街中で捜査にあたっていた木島刑事は、物語の序盤に「爆発は3回起きる!」と断言し、「何故?」との問いに対して、「勘だよ、勘!」などと答える。

物語終盤には、真下も「クモの中には爆弾は無い!」と言い切り、「何故?」との周囲からの問いに対し、ここでも「勘です!」などと答える。

結局、真下と木島の「勘」が見事に的中する形になる訳ですが、こういったところに、デジタルとアナログの対比のようなものが見られ、最終的には人間のアナログ的思考が勝利するといった点で、なんとなく微笑ましいと思えたりします。


問題は、「真犯人は誰?」ということなのですが・・・。

劇場で観終えた時には、犯人が乗っていたと思われるワゴン車が最後に爆発して終わったので、犯人も爆死したのかと思っていたのですが、14日の放送を観た時は、違った印象を持ちました。
やっぱり、犯人は生きている。生きているに違いない・・・と。

この映画は、色んな映画へのオマージュが込められていて、パロディ的なシーンも多々見られるということでも有名ですが・・・。
犯人が乗っていると思われていた車が爆発したものの、その車は遠隔操作されていただけで、実際には乗っていなかった・・・というのも、「オーシャンズ11」という映画でも出てきましたしねぇ。。。

また、スピンオフ4作品が、それぞれ関連付けられているはずであり、実際「逃亡者 木島丈一郎」の中には、ブラックカエル急便という宅配の車が出ていて、この車こそ「交渉人 真下正義」の中で犯人が使用していた、そして最後に爆発したワゴン車でもあり・・・。

そして、その車のミラーの所にぶら下げられていた「クモ」のキーホルダーは、「容疑者 室井慎次」の中では、室井を窮地に追い込んで行く灰島弁護士が、ゲーム機に付けて所持しているところが描かれており・・・。

きっと、このキーホルダーが大きな鍵になっていると思う訳でして・・・。

灰島は、「容疑者 室井慎次」の中では、”警察の不正を暴く”という大義名分をかざして室井を追い込んで行きますが、これは捉え方によっては、”警察への恨み”のようにもとることができ・・・。実際、必要以上に警察組織を憎んでいるようにも見えたりもしましたし・・・。

キーホルダーは、ワゴン車が最後に爆発した後、それに近づいて行った交渉人・真下の足元にも落ちていましたよね?(暗くてよく見えなかったけど、あれはキーホルダーだったような・・)

灰島弁護士が犯人かどうかは分かりませんが、必ずこの地下鉄事件と密接な関係にある・・・そんな気がしています。

「踊る−」シリーズは、警察組織の活躍や、管理部門と現場で頑張っている刑事達の対比などを描いたものですが、ここに「スピンオフ」と言いながら、弁護士の灰島を主役にした作品を作っていること自体、灰島が何か関係しているような気がしてならないのですが・・・。

”弾丸ライナー”と名乗っていた犯人は、真下を名指ししてきた訳ですが、真下を殺すことが目的であったなら、最後にワゴン車と一緒に爆死させることもできたはずなので、本当の目的は別のところにあったはずであり、やはり警察組織全体に対する恨みのようなものを感じざるを得ません。


ということで、28日に放送される「弁護士 灰島秀樹」の中では、その辺りの関連性が、きっと描かれているのではないかと思う次第です。

ただし、「交渉人 真下正義」の続編も制作されるかもしれないらしいので、地下鉄を乗っ取った真犯人が完全に判明するのは、その続編まで引っ張るかもしれませんね。

でも、時間軸の流れからすれば、「交渉人 真下正義」の続編は、本当に制作されるとすれば、きっと「弁護士 灰島秀樹」の後の世界を描くことになるでしょうから、28日の「弁護士 灰島秀樹」にも、何らかのヒントになる映像は出てくることと思います。


色んなサイトやブログを拝見しましたが、犯人がラストで爆死したと思われている方が多いようで、犯人がわからないまま終わってしまったことに賛否両論があったり、不満が爆発しているような方もいらっしゃったみたいでしたが、上記のように考えると、なんとなくスッキリしませんかね?(^^;

もしかすると、「交渉人 真下正義」の続編の中でも、犯人は捕まらず、「踊る大捜査線」の第3弾まで引っ張って、そこでこの大規模な事件を完結させる魂胆とか・・・。さすがに、そこまではしないかなぁ〜。

いずれにしても、この”弾丸ライナー”と名乗る犯人は、スピンオフ4作品の中で少しずつヒントになるように描かれているような気がしてなりません。


交渉人 真下正義 スタンダード・エディション
十川誠志 本広克行 ユースケ・サンタマリア
B000B5M7T6

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(6件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
交渉人・真下正義〜交渉のシーンは面白かったです
交渉人・真下正義、見ました。これは、踊る大捜査線の延長上にある映画だとは思うのですが、主人公はユースケサンタマリアで、織田裕二は全く出てきません。 ...続きを見る
一言居士!スペードのAの放埓手記
2006/10/17 20:58
交渉人 真下正義
踊るレジェンド番宣シリーズ観ました。 ...続きを見る
JAI-YA。の日記
2006/10/17 21:34
テレビ、ブッタ切り?!「交渉人 真下正義」
テレビ、ブッタ切り?! 10月14日 UHB フジテレビ系(列) 19時 土曜プレミアム 踊るレジェンド 映画 「交渉人 真下正義」 <a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0002YC48A%3ftag=haikutozasyak-22%26link_code=sp1%26camp... ...続きを見る
kudou's blog 北は、ラーメン...
2006/10/18 07:13
交渉人 真下正義(2005年)
★★ どこのジャンルに入れるか、サスペンスとユニークとの間で揺れたのですが、結局踊るシリーズをライフに入れたので、ライフ系にまとめてしまいました。 ジャンルがめちゃくちゃですみませんね。(笑) 言わずと知れた踊る大捜査線からのスピンオフ。 真下君(ユースケ・サ.. ...続きを見る
CINEMA*LOG
2006/10/19 19:45
派遣・請負の実態を知ろう
 ブログを開設して以来半年が経ち、様々な係わりを通じて様々な事実に出くわしてきた。  「格差」や「中小・零細企業の経営」を中心に書いてきた。特に、大手製造企業での正規雇用が減り非正規雇用が増えたことを数量的に解説してきた。しかし、非正規雇用の金銭を除く労働条件にメスを入れることができていなかった。この実態を知る機会がないまま時間を過ごしていたことをお詫びしたい。 ...続きを見る
関係性
2006/10/20 13:13
景気拡大・家計ズタズタ
 2002年2月から始まった景気拡大は今月10月で戦後最長の「いざなぎ景気」(1965−70)に並んだ・・・らしい。 ...続きを見る
関係性
2006/10/23 15:34

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
トラックバックありがとう。
こちらからとも思いましたが禁止なのですね(苦笑)。スパム多いですからね…

さて、犯人が一人か、1グループだと全体の事件との流れで、交渉人真下正義の犯人が死んでいないという考えも有るのかなぁと思いますが、踊るの映画化はシリーズで見ていないのでなんとも言えません…
kudou
URL
2006/10/17 19:36
トラバ、ありがとうございました。

私は、踊る〜の映画をテレビで見た程度なのでぜんぜん分からないけど、いろいろつながってるみたいですね。
今回、結末は、これで終わり?って思ったけど、そうやっていろいろつながっていってるんですかね。
ゆっきん
2006/10/17 19:56
kudouさん、コメントありがとうございます。

TBの件、申し訳ございません。
ここ数日、古い記事への英文スパムが多発していたので、該当記事へのTBを禁止したのですが、そうすると新規に記事を投稿した際、その記事もデフォルトでTB受付けなくなってしまうという、このブログの特徴を忘れておりました。(汗)

私はTVも映画も一通り観てきましたが、今回の犯人だけは、どういう形で描かれているのか、未だに分かっておらず、日記に書いたことは、あくまでも私個人の推測にすぎません。
でも、あの爆発で死んではいないだろうという思いだけは、強くなってきたところです。

今後の展開が楽しみですね!
遊猿
2006/10/17 19:59
ゆっきんさん、コメントありがとうございます。

私も、いまいち判断がついていないのですが、次へ次へとヒントになる映像が、ほんの少しずつ出されているような気もするので、今度の灰島弁護士のエピソードの中でも、おそらく何らかのヒントになる映像が出てくるのではないかと思っているところです。

どうなるのか、楽しみにしていたいと思います。
遊猿
2006/10/17 20:01
遊猿さん、お久しぶりです。
今回の再放送は見ていないのですが、映画2本(真下+室井)とドラマ(木島)は、放映当時に見ました。ブラックカエル急便は気になりましたが、「クモ」のキーホルダーは、そのまま流していました。これまでの全てのシリーズに出ていたんですね。
「弁護士 灰島秀樹」も楽しみにしてます。
うぉんばっと
2006/10/18 12:35
うぉんばっとさん、ご無沙汰さんです。(^^;
最近あまりブログを更新できなくなり、トホホ〜な状態です。
厳密に言えば、日記を投稿するくらいの時間は確保できるようになったのですが、いまいち気合いが・・・(笑)

キーホルダーは、間違いなく「弁護士 灰島秀樹」への繋ぎになっていると、勝手に思っています。
真下の結婚式関係の繋ぎもありますが、あれは犯罪とは関係がないでしょうから、弾丸ライナー絡みでは、やはりキーホルダー以外には考えられないですしね。
ということで、28日が楽しみですが、21日の「容疑者 室井慎次」の方も、改めてヒント映像を探しながら見てみたいと思います。
遊猿
2006/10/18 15:45

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「交渉人 真下正義」を観て・・・ Vivid Association/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる